単なる企画ではありません。当社が運営するゴルフ2施設・サウナ4施設と、グッズECで、実際に必要なシステムとして稼働しています。置き換えた手作業は、電話で受けた予約の転記と、毎朝の売上の集計。業種が違っても、手が止まる場所はそう変わりません。
| つくったもの | 中身 | 成果 |
|---|---|---|
| 予約管理 ゴルフ施設 |
電話とスプレッドシートで受けていた予約を置き換え | 予約数8倍。そこから3か月で施設の収益が黒字化 |
| SWING LAB ゴルフ施設 |
弾道計測器の画面を1枚貼るだけ。症状ではなく原因を、直すべき順に並べる。必要なドリルだけの4週間メニューを出す | 事務を減らす道具ではなく、お客様が上手くなる道具 |
| 経営基盤「風姿花伝」 グッズEC |
売上・注文・客単価が毎朝そろう。今日打つべき一手を毎日提案。お客様が結局いくら使ってくださるかと、離れそうなお客様の予測。広告の元が取れているか、検索でどれだけ見つけてもらえたかの報告。メルマガ、自動で答えるチャット窓口 | 1か月で構築。集客記事は毎日1本、自動生成・自動公開 |
| イベント運営一式 KIDS-RUN CAMP |
チケット販売とカード決済、マイページ、入場用QRコード、グッズ19点の先行販売・在庫・配送手配 | 運営に必要なものを、すべて自分たちで作った |
いずれも当社が運営、または制作と運営を担当した事業での実績です。数字は、うちで実際に数えたものです。作ったものを業務の言葉で並べているのは、中小企業がAIを活用しない理由の1位が「活用する業務がイメージできていない」63.4%(2026年版中小企業白書 概要、2026年3月)8だからです。何に使えるかは、上の4つから見当をつけてください。
お客様の事例 プレビュー版
サービスを始めて間もないため、公開できる完成形はまだ多くありません。ここに載せた3件は、どれも途中です。途中のまま、進んでいるところまでを書きます。中小企業が足りないと感じている情報の1位は「成功事例や活用事例」83.3%(中小企業基盤整備機構、2026年3月)9で、完成を待って出すと御社の判断に間に合わないからです。社名も画面も出しません。まだ動いている最中で、先方の都合があるからです。数字は、当社の記録に残っているものだけです。

日本と海外に店があり、在庫は数十万点あります。中古なので、同じ商品でも状態が違えば別物です。だから1点に1つ番号を振ります。個品管理といいます。この振り方を先に決めないと、番号の数だけレコードが増えて、数年で入りきらなくなります。
いまの仕組みは、ページをまたいで写すたびに20〜30秒待ちます。それが1日に100回あります。掛けると、1日におよそ33分から50分を、待つだけに使っています。減らす対象の一つが、ここです。
買取には古物営業法の帳簿等への記載義務が伴うので、査定の入力欄ではなく、記録が残る場所として設計しています。権限は人ではなく役割に紐づけて、店舗と本部で見える範囲を変えます。在庫の引当も、同じ画面の中で終わります。
サーバ(土地)は1か所にまとめません。回線が切れた日でもレジが動くように、店側にも置きます。
決まったのはここまでで、建てるのはこれからです。査定の勘をAIに任せる話は、精度を確かめる段階にも来ていません。今回は触りません。
建てる前に、決めることがありました。

借りている場所では、名簿は自分の手元に残りません。ここでは名簿が主宰者個人のアカウントに紐づいていました。人が抜けるとき、名簿も一緒に出ていきます。実際に起きたことです。
出店の申請も、審査も、告知の許可も、一人の判断でした。属人化しています。
いま作っているのは1本だけです。入る、審査する、抜けたら権限がその場で切れる。入会から退会までを一続きで、自分たちのサーバの上に置きます。
会費の継続課金は当社では作りません。外の決済会社の仕組みを、会員側につなぎます。店を並べるほうは、まだ絵のままで動いていません。ログが自社のファーストパーティデータとして残るのは、そのあとです。2本目は、まだ始まっていません。
名簿は、借りた場所には残せません。

毎月いちばん時間を取っていたのは、予約の受付と、売上の集計と、決済の照合でした。どれも5つのあいだに落ちていた作業です。
いま作っているのは、予約と顧客カルテと売上を同じサーバ(土地)の上に置く1本です。8月に開発、9月に試して、12月に5店舗へ出す予定で進めています。2026年9月時点で、まだ出ていません。
指名の理由になっている個人の勘を、言葉と手順に置き換える作業も始めました。暗黙知を形式知に変える、と呼ばれる部分です。ここは終わっていません。
カルテは施術の記録で、個人情報です。何に使うかを先に決めて書き、そこから出ません。体調に関わる記述が混ざれば、要配慮個人情報として扱いが変わります。集客や広告に回す話は、そこを片づけてからです。
出したあとは、直したいところを作業員(AI)に言って直します。直したものは試す場所で先に動かし、本番に出す前に当社が確認します。2本目は、そこからです。
分かれていた5つを、1つのサーバ(土地)に集めます。
他のご検討先との違い
よくあるAI活用の支援は、AIを作業を速くする道具として渡します。まず御社の手作業の時間が減る。ここまでは当社でも、よそでも起きます。違いは、減ったあとです。効果が減らせた作業時間で頭打ちになるか、次に要るものを御社が自分で作れるようになるか。
効果の上限は、減らせた作業の時間。
効果は、いま人がやっている作業の量までです。それ以上は増えません。比べる相手は、社内にパソコン担当を1人雇う費用です。
効果の上限は、作れるものの数。
要るものを、要ったときに自分で作れるようになります。作るのは詳しい人ではなく、困りごとを言える人で、作業員(AI)に話しかけるだけです。最初はつまずくので、最初の1本は当社が作り(別見積)、伴走支援(任意)で隣に座ります。比べる相手は、パソコン担当を1人雇う費用と、外注の開発費の両方です。当社がこれまでに見聞きした範囲では、業務のしくみを1つ外注すると100万〜300万円ほどかかります。大きさで桁が変わります。
人が増えたぶんだけ増える。
全員に広げるほど高くなります。だから一部の担当者しか使わないまま、になりがちです。
サーバの大きさだけで決まる。
当社の月額(インフラ保守)は、使う人が増えても上がりません。むしろ一人あたりは安くなります。上がらないのは当社の月額で、AIのご利用料は御社が使う方の人数分をAnthropic社へ直接お支払いです。4人目からはログインを1つ追加するごとに設定費50,000円(初回のみ)がかかりますが、月額は増えません。
| 分類 | 提供内容 | AIが動くサーバ | 相場(当社が見聞きした範囲の目安) |
|---|---|---|---|
| AI研修・教育型 | 半日〜1日の研修。社内が慣れる | 御社で用意して、面倒も御社で見る | 1人 15〜30万円 |
| 伴走コンサル型 | 仕事の見直し、月1回の振り返り、使いどころ探し | 御社で用意して、面倒も御社で見る | 月 10〜40万円 |
| 導入支援型 | サーバの組み方、使い方の決めごと、運用ルール作り | 御社で用意して、面倒も御社で見る | 月額制 |
| 大手のシステム開発会社 | 銀行・役所・病院向けの、極めて厳しい安全対策 | 開発会社が用意 | 金融・公共・医療向け |
| ENVIRON | 研修・伴走・導入支援の3つすべてに加えて、サーバのご用意と維持。サイトも業務データも同じサーバに置きます | 当社が用意して、面倒も当社が見る | 月 10万円〜+伴走支援 |
表の相場は、当社がこれまでに見聞きした範囲の目安です。研修やコンサルは、AIが動くサーバを御社でご用意いただくのが前提です。詳しい人がいない会社は珍しくなく、従業員10〜299人でシステム担当者がいない会社は27.5%、10〜29人では48.2%(kubell、2025年12月)10。そういう会社では、そのサーバの面倒を見ること自体が最初の壁になります。せっかく習っても、だんだん使わなくなります。
なお、伴走支援の月10〜30万円は、当社がこれまでに見聞きした範囲では、よその伴走コンサルと同じくらいの値段です。値段そのもので違いが出る商品ではありません。違いは、AIが動くサーバを当社が用意して面倒を見ることです。習ったことを使う場所が、御社の側に残ります。
| 社内文書に答えるAI | ENVIRON | |
|---|---|---|
| すること | 読んで、答える | 作って、動かす |
| 入れるもの | 資料(PDF、議事録、マニュアル) | やってほしいこと |
| 出てくるもの | 答え | 動くしくみ |
| サイトの更新 | 下書きまで。上げるのは人 | 上げるところまで |
| 終わったあとに残るもの | やりとりの記録 | 毎朝ひとりでに動くもの |
「先月の未入金の一覧が欲しい」と言ったとき。前者は、その一覧がすでにどこかの資料に書いてあれば探して答えます。書いてなければ、答えられません。ENVIRONは、会計のデータを読みに行って突き合わせる画面を作ります。作ったら終わりではなく、翌朝から毎日、勝手に出るようになります。システムどうしがつながっておらず、同じ数字を二度打つ二重入力は、事務系会社員の56.6%が経験しています(オロ、2026年5月)11。会計ソフトへ写す前の行き来を、この画面が拾います。
社内の規程やマニュアルについて聞きたいだけなら、そういうサービスのほうが向いています。無料で使えるものもあります。当社を無理に入れても定着しません。
なお、そうしたサービスを自社で動かすにも、サーバが1台要ります。ENVIRONのサーバの上に、置くこともできます。そのときの面倒は当社が見ます。
| Cowork | ENVIRON | |
|---|---|---|
| 対象 | その人の手元の作業 | 会社ぜんぶの仕事 |
| 成果の置き場所 | その人のパソコン | 会社のサーバ。他の社員も使える |
| 行き着く先 | 作業が自動になる | 社内のしくみを自分たちで作れるようになる |
| サイト・今あるシステム | 対象外 | 同じサーバの上で直せる |
| 夜も動く・毎朝ひとりでに動く | できない | できる |
いま多くの会社で、生成AIは会社として導入せず、使うかどうかは個人の判断に任されています。中小企業の64.9%がそうです(商工中金、2026年3月)12。個人の手元の作業で足りるなら、Coworkのほうが向いています。会社の仕事として全員で使うなら、成果の置き場所が会社のサーバに要ります。ファイルの処理を自動にしたいだけ。サイトも業務のしくみもお持ちでない。そういう場合はCoworkをお勧めします。無理に当社を入れても、だんだん使わなくなります。
まずは、いま一番手間のかかっている紙を数枚お持ちください。どこに何時間かかっているかを、一緒に見るところから始めます。初回のお打ち合わせと洗い出しは、無償です。
メールには、会社名と、いま一番手間な作業を一行だけ。それで結構です。
株式会社田中大介 代表取締役 伊丹谷 大介
mail@tanakadaisuke.com