概要›FAQ

よくいただくご質問

答えにくいことから、
先に書きます。

本当に回るのか、結局いくらか、やめられるのか。ご提案の席でよくいただく質問を、この3つを軸に立場ごとにまとめました。都合の悪い答えも、そのまま書いています。ここに無い質問は、そのままお寄せください。

決める方から

相談や最初の打ち合わせは、有料ですか

無償です。初回のお打ち合わせと、手作業の洗い出し、お見積もりまで費用はかかりません。費用が発生するのは、ご発注(導入費の前払い)からです。

結局、最初にいくら要りますか

当社へは、導入50万円が初回だけ、月額10万円〜が毎月です。1年目の当社へのお支払いは、この導入費と月額12か月分(伴走支援をお付けなら、その分も)です。AIのご利用料は使う人数分(1人あたり月20ドルから。御社とAnthropic社の直接契約)で、当社は上乗せしません。ここまでで環境一式が動きます。業務システムの制作(最初の1本)は任意で、受託開発として別にお見積もりします。ご提案のときに、3つを合わせた毎月の合計でお出しします。

1か月で、何が手に入るのですか

環境一式です。すぐ使えるサーバ、ログインを1つに束ねる認証の土台、導入設計書、手作業の一覧表、運用手順書5本、次に手作業をなくせる仕事の一覧。建物(業務システム)はここから建てます。1か月で立派なシステムが完成する、という話ではありません。その代わり、何を建てるべきかの地図が残ります。

効果はいつ、どれくらい出ますか

金額や時間の約束は書きません。会社ごとに違うからです。ここに書けば、それは他社の数字かこちらの見込みで、どちらも御社の数字ではありません。代わりに、導入のときに御社の手作業を一緒に測って、一覧表でお渡しします。転記と突き合わせに毎月何時間が消えているか、その時間が御社にとっての効果の物差しです。当社自身では、予約数8倍、そこから3か月で施設の黒字化という結果が出ています(2024年9月からの1年間と、2025年9月からの1年間の比較。うちで数えた数字です)。予約業の数字なので、御社の業種にそのまま当てはまる数字ではありません。

失敗したら、やめられますか

やめられます。デジタル化に着手して失敗した経験のある中小企業は57.5%(kubell調査、2025年12月)1。失敗は珍しくないので、やめ方を先に書きます。データと作ったもの一式の持ち出しは無償です(経路A)。移設をご依頼いただく場合は月額の3か月分が目安です(経路B)。契約は1年で、途中でやめるときは残りの月数ぶんの月額をまとめてお支払いいただき、その場合の引っ越し代行の費用はいただきません。引き止めることは、しません。ただし、理由はしっかり伺います。引き止めるためではなく、次の改善のためです。精算の細かい条件は、契約書のとおりです(やめるとき)。

補助金は使えますか

対象になる場合があります。2026年度から「IT導入補助金」は「デジタル化・AI導入補助金」に名称が変わり、AIを含むITツールの導入が支援対象です。制度は年度で変わるため、ご提案の前に最新の公募要領を確認して、使える場合はあわせてご案内します。

他のAI支援サービスと、何が違うのですか

AIが動くサーバを、当社が用意して、面倒も当社が見ます。研修型・コンサル型は、サーバは御社で用意するのが前提です。従業員10〜299人の会社でシステム担当者がいないのは27.5%、10〜29人では48.2%です(kubell調査、2025年12月)1。詳しい人がいない会社では、その面倒を見ること自体が最初の壁になります。もうひとつ。当社は自社の施設(ゴルフ2施設・サウナ4施設)で必要だったから作り、いま稼働しているものを売っています。

宿泊施設です。サイトコントローラーの代わりになりますか

分けてお答えします。じゃらんや楽天トラベルなどOTAとの接続は、仕様が変わり続ける「世の中の話」なので、既製のサイトコントローラーが担っているなら、そのまま残すのが得です。当社が引き受けるのは枠の台帳のほうです。部屋・打席・時間枠と、誰が来るかの記録を御社のサーバで持ち、直販の予約はここで受け、サイトコントローラーへは出し分けます。直販の枠の管理は、当社自身のゴルフ2施設・サウナ4施設で実際に稼働している形です。OTAの手数料は下がりません。下がるのは、直販が増えたぶんです。

システムは、AIが毎回ゼロから作るのですか

いいえ。まず「世の中にすでにあるか」を探します。タスク管理でも顧客管理でも、設計図ごと公開されて誰でも無料で使ってよいソフト(OSS=Open Source Software、オープンソースソフトウェア)が、選べるほどあります。あるものは御社のサーバに建てて御社の形に直し、無いもの、つまり御社だけのやり方の部分だけを作ります。ゼロから書くより短時間で、世界中で使い込まれた安定したものになります。ソフト代は0円で、かかるのはサーバ代(当社の月額の範囲)と直す手間だけです(建て方の話)。

経理・総務の方から

会計ソフトは、乗り換えですか

乗り換えません。会計・給与・勤怠・年末調整・社会保険は作らないと決めています。法律が毎年変わる領域を自前で追うのは、危険で高くつくからです。作らないのは手抜きではなく、御社を危険から遠ざけるための線引きです。当社が作るのは、会計ソフトのデータを読みに行って突き合わせる画面のほうです。

お支払いのタイミングは、いつですか

導入費も月額も、前払いです。導入費はご発注時に全額、月額は前月末までに翌月分をいただきます。サーバ代は作りはじめる前から当社が先に払っているので、そのぶんを先にいただく形にしています。

先に払ったのに、納品されなかったらどうなりますか

お返しします。作業に入る前なら全額です。作業に入ったあとは、そこまでに出来上がっているもの(手間の洗い出し表、導入の設計書、組んだところまでのサーバ)をお渡しして、その分だけをいただきます。残りはお返しします。この扱いは契約書に書きます。

毎月の支払いは、何本になりますか

毎月は2本です。当社への月額(円建て・請求書1通)と、Anthropic社へのAIご利用料(御社の直接契約)。導入費は初回だけなので、お支払い先を全部で数えると3つになります(料金と契約のページは、その数え方です)。当社は適格請求書発行事業者です。AIのご利用料は海外事業者との直接契約になるため、経理上のお取り扱いは顧問税理士にご確認ください。

私の毎日の作業は、増えませんか

増やさない設計にします。会計データの読み方は2通りあります。クラウド型の会計ソフトなら、連携の口がある範囲で読みに行き、御社側に毎日の作業を残さない形を目指します。つなげないものは先に言います。インストール型なら、書き出したファイルを決まった場所に置く作業が残ります。それを自動にできるかは、お使いのソフトを見て判断します。御社側に毎日の作業が残る場合は、先にそう言います。

途中で値上げされませんか

契約書に前提(使う人数・載せるしくみの数と大きさ・サーバの使用量)を書き、その範囲に収まっている限り、契約期間中の当社の月額(インフラ保守)は動きません。前提を大きく超えたときだけ、先にご相談のうえで出し直します。御社が作った道具を保守に入れる分は、これとは別に、ご相談のうえその分だけ加算になります。うまくいったとたんに値上げ、では申し訳が立たないので、1〜2年の事業の見通しまで伺ってから見積もります。

AIの利用料は、人数分かかるのですか

かかります。ここは正直に。AIのご利用料は使う方が増えたぶんだけ増えます(1人あたり月20ドルから。2026年8月時点)。据え置きなのは当社の月額(インフラ保守)だけで、御社のお支払いの合計ではありません。だからご提案では、3つを合わせた毎月の合計でお出しします。プランごとの金額と、いつ上げるべきかの目安は料金と契約にまとめました。

AIの利用料は、当社を通して払うのですか

いいえ。御社がAnthropic社と直接ご契約になり、直接お支払いになります。当社は再販も上乗せもしません。見積書でも別立てにしてお出しします。ご請求は米ドル建てで、円の額はカード会社の換算により毎月変わります。

SlackやNotion、Chatworkは、やめられますか

無理にやめる必要はありません。ただ、社内で使っているぶんは、やめられます。環境の共用設備(チャット・記憶・書庫)がその領域を引き受け、人数で増えません。4人目からはログインを1つ追加するごとに設定費50,000円(初回のみ)がかかりますが、月額は増えません。会話もメモも御社のサーバに残ります。ただし2つ、正直に。取引先との連絡に使っているものはやめられません。相手の場所は変えられないので、写しを自社側(ポスト)に集める形になります。そして、チャットとメモをやめただけでは当社の月額の元は取れません。浮く月額は、乗り換えのきっかけです(料金と契約に金額の表があります)。なお持ち出しの面では、Slackの無料・プロプランで書き出せるのはパブリックチャンネルの分だけで、DMやプライベートチャンネルは上位プランと申請が要ります(2026年8月時点の公式ヘルプ)。書き出せない場所に溜まった記録から、順に資産でなくなっていきます。

エアレジや、受注管理システム(GoQ・ネクストエンジンなど)もやめられますか

本体は、やめないほうが得です。レジ本体(Airレジ)は月0円なので、やめても1円も下がりません。レシートと税は法律の領域です。受注管理は、モールとの接続が毎年変わる領域を製品側が背負ってくれています。当社が引き受けるのは、その周りに足した有料アプリと、道具と道具のあいだの手作業のほうです。見分け方は置き換えの物差しに書きました。

無料プランで使っているので、費用は困っていません

費用の代わりに、記録で払っています。2026年8月時点、Slackの無料プランは過去90日2、Chatworkの無料プランは過去40日より前の投稿が見えません。御社の去年の判断の記録は、いまもう見えなくなっています。しかも両者で先が違います。Chatworkは削除されず、有料プランに切り替えれば全件見えるようになります。Slackの無料プランでは、1年を超えた記録は順次、完全に削除されます(2024年8月26日以降の公式の扱い。削除された分は、有料化しても戻りません)。自社のサーバに置けば、保存期間の制限そのものがありません。サーバがいっぱいになっても広げられます。広げる費用と止まる時間は、先にお出しします。

現場の方から

いまの道具を、覚え直しですか

いま使っている受注管理も、レジも、倉庫の仕組みも抜きません。同じ数字を別のシステムに打ち直す二重入力は事務系会社員の56.6%が経験していて、原因の1位は「複数のシステムがあり連携されていない」23.7%です(オロ調査、2026年5月)3。当社が作るのは、その道具と道具のあいだに落ちている手作業を拾う部分です。覚え直しではなく、写して回る仕事が減る方向です。

自分の仕事が、なくなりませんか

消えるのは転記と突き合わせです。判断と、お客様のことを覚えている仕事は残ります。むしろ、人が見るのは判断の要る行だけになるので、そちらに時間が回ります。何時間が消えるかは、導入のときに御社の手作業を一緒に測って、一覧表でお渡しします。数えるのも、あいかわらず現場の人です。棚卸のやり方そのものは作りません。

AIに打ち込んだ内容は、誰に見えますか

ご本人には見えます。同僚には見えません(使う方ごとに置き場所とアカウントを分けます)。当社は、サーバの親鍵を持つため技術のうえでは見えます。だから、当社が入るときの条件を契約書に書きます。AIの提供元(Anthropic社)には、作業員に読ませた範囲が通ります。法人向けプランでは学習に使わない契約条件です(「技術に詳しい方から」の項に詳しく書きました)。隠さず先に言うのが、当社のやり方です。なお、生成AIについて「会社での導入はなく、使用は個人の判断に任せている」中小企業は64.9%です(商工中金調査、2026年3月)4。個人のアカウントに打ち込んだ内容とその履歴は、会社の手元に残りません。ENVIRONでは、会話も作った道具も御社のサーバに残ります(技術と安全)。

困ったとき、誰に電話すればいいですか

窓口は当社ひとつです。サーバもサイトもAIも、切り分けは当社がやります。当社が作ったものが止まったら、直すところまで月額に入っています。御社ご自身が作られた道具が止まった、朝の数字が出ていない、という場合も同じ窓口で、原因を調べるところまでは月額に入っています。原因がわからないまま、ご連絡をためらわれるのが一番よくないためです。直すのは、原因をお伝えしたあと、御社が作業員(AI)に頼んで直す形が基本です。業務が頼り始めた道具は、保守に載せるかをご相談します(その分だけ月額に加算します。作った直後の試作は、保守の対象外です)。対応は営業時間内に、できる限り早く行います。何時間以内に直すというお約束はしていないので、その線も先に書いておきます。

技術に詳しい方から

サーバの契約名義は、どちらですか

当社名義です。サーバ代を月額に含めて当社が面倒を見るためで、解約時の名義切り替えは行いません。出ていくときは、引っ越しが前提です。だから最初から、どのサーバ会社に移しても動く形で作ります。1社でしか動かない作り方をすると、引っ越し先が選べなくなるからです。持ち出しは無償(経路A)、移設の代行は月額3か月分が目安(経路B)です。当社に万一のことがあった場合にも備えて、中身は公開されたOSSと標準(OIDCなど)で組み、運用手順書5本をお渡ししています。他の会社が引き継いで保守できる形にしておくためです。事業の継続そのものは、お約束できません。

バックアップの世代数と保管場所は

標準は、日次7世代+週次4世代。直近1週間は1日刻みで、1か月前までは週刻みで戻せます。保管は、サーバ本体とは別の場所に置きます。同じサーバの中だけだと、サーバごと壊れた日に控えも一緒に失うからです。置き場所は3段階です。①御社のサーバ内(すぐ戻せる)、②当社が管理する別のサーバへ遠隔で(故障や災害に備える)、③当社のローカルサーバへオフラインで(ネット経由の攻撃が届かない)。世代数と保管場所は契約書に書きます(図で見る)。

解約時のデータ消去は、どう証明されますか

削除報告書をお渡しします。消した対象(サーバ本体・控え・当社手元の複製)、実施日時、方法の一覧です。控え(バックアップ)は世代の入れ替わりで消えるため、すべて消え切る日(最長35日後)も報告書に記載します。

root権限(親鍵)は誰が持ちますか

当社です。技術のうえでは、当社から社員の方全員のファイルが見えます。どう組んでも避けられないので、先に申し上げて、親鍵の保持者・控えの残し方・当社が入るときの条件の3つを契約書に書きます(契約書に書く3つのこと)。

認証(OIDC)のIdPは選べますか。乗り換えは

選べます。GoogleでもMicrosoftでも、御社ご自身のものでも。OIDCは公開された標準なので、提供元を移しても作ったシステム側はつなぎ先を変えるだけで、作り直しになりません(仕組み)。

Claude Codeを使うには、高いプランが要りますか

要りません。いちばん安いPro(月20ドル)から使えます。提供元の公式料金ページに、ProにClaude Codeが含まれると書かれています5。「Max以上でないと使えない」というのは誤りです。使用量が足りなくなってから上げれば十分で、目安は「週2回以上、使用の上限に当たる」状態です。当たっていないうちは、当社からお勧めすることもありません(プランと使い分け)。

打ち込んだ内容は、AIの学習に使われませんか

法人向けの契約条件には、顧客のデータをモデルの学習に使わないことが明記されています(2026年8月時点の提供元の公表資料にもとづきます)5。個人向けプランは設定によります。学習に使わない設定は、ご自身で切り替えます6。プラン選びのときに、プランごとの扱いをご説明します。

はじめての方から

ENVIRONを、一言でいうと

御社専用の仮想サーバ(VPS。ほかのお客様と領域を分けて使います)にAIを住まわせた、AI開発運用環境です。例えるなら、システム(建物)を買うのではなく、作れる場所(区画整理された土地と作業員)を持つこと。サイトも業務のデータも、この1か所に置きます。

AIが答えを間違えたら、どうするのですか

AIに答えを聞くだけではありません。AIには道具を作らせて、毎日動くのはその道具(プログラム)です。道具は同じ手順で動くので、人によるブレは出ず、おかしければ元のデータまでたどれます。同じ手順で動くことと、正しい結果が出ることは別なので、作った道具は試す場所で動かし、いまの手作業で出している数字と見比べてから本番に出します。間違いがなくなるわけではなく、元のデータの形が変わったときは直しが要ります。見つけたときに元までたどって直せる形にしておく、という答えです。

何を準備すればいいですか

いま一番手間のかかっている紙を、数枚。それだけです。きれいにまとめていただく必要はありません。中小企業がAIを活用していない理由の1位は「活用する業務がイメージできていない」63.4%です(2026年版中小企業白書(概要)、2026年3月)7。何から手をつけていいかわからないのは御社だけではないので、そのままお越しください。それを決めるところが、当社の仕事です。

パソコンが苦手な社員ばかりですが

作業員(AI)には、話しかけるだけです。それでも最初はつまずくので、伴走支援(月額・任意)で隣に座って一緒に手を動かします。付けない場合は、頼み方のマニュアルをお渡しします。頼み方は日本語で、たとえば「未入金の請求書の一覧を、毎朝出して」と書くだけです。専門用語は要りません。最初の1本は当社が作りますが(受託開発・別見積)、2本目からは原則として当社は代わりに作りません。代わりに作ってしまうと、御社に力が残らないからです。

相談したら、売り込まれませんか

向いていない場合は、そうお伝えします。決裁される方が打ち合わせに出られない、今期はやり方を一切変えたくない、サイトも業務システムもお持ちでない。この場合は、売っているサービスを入れるか、手元の自動化ならClaude Coworkをお勧めします。無理に入れても、定着しないからです。

システムを買うのではなく、
作れる場所を持つ。

まずは、いま一番手間のかかっている紙を数枚お持ちください。どこに何時間かかっているかを、一緒に見るところから始めます。初回のお打ち合わせと洗い出しは、無償です。
メールには、会社名と、いま一番手間な作業を一行だけ。それで結構です。

株式会社田中大介 代表取締役 伊丹谷 大介
mail@tanakadaisuke.com