8:40の社長席。9:10の事務の机。10:30の店のカウンター。どれも御社にある時刻で、それぞれの席に、御社の誰かが座っています。その人の手が止まっているところで、指を止めてください。
環境の納品まで1か月・導入50万円・当社月額10万円〜。業務の道具(最初の1本)は受託開発として別にお見積もりし、この1か月には含みません(料金と契約)
並んでいるのは業種ではなく作業です。順番に意味はありません。倉庫も店舗も持っていない会社にも、毎朝の数字と、請求の突き合わせと、人の出入りはあります。指が止まった作業を1つ、相談のときにお持ちください。最初の1本は当社が作ります(別見積)。2本目からは、その作業を毎日している人が作業員(AI)に言って、直しながら使います。消えるのは転記と突き合わせで、判断と、お客様のことを覚えている仕事は残ります。
7つとも、同じ流れです
問題をAIに投げて答えをもらうだけではありません。その作業のための道具を1本つくって、それを毎日動かします。作ったあとは、直したいところを言えば直ります。業種でもAIの機能でもなく作業の名前で並べたのは、中小企業がAIを活用しない理由の1位が「活用する業務がイメージできていない」63.4%(2026年版中小企業白書 概要、2026年3月)8だからです。作業の名前なら、御社のどこに当たるかがその場で分かります。
作業員(AI)に言って、その作業のための道具を1本つくります。仕様書は書きません。決めながら、つくります。
できた道具が、毎日ひとりでに動きます。ここに作業員は入っていません。同じ手順で動くので、人によるブレは出ません。元のデータの形が変わったときは直しが要ります。おかしければ元のデータまでたどれます。
使ってみて直したいところを言うと、作業員が直します。2本目からは、御社ご自身がここを回します。

当社が運営に関わっているグッズEC(経営基盤「風姿花伝」)では、売上・注文・客単価が毎朝そろう経営基盤を、当社の手で1か月で構築しました。これは、作る人がそろっている当社が自分で作った場合の工期で、帯の「環境の納品まで1か月」とは別のものです。御社の最初の1本も、同じように当社が作ります(別見積)。
昨日いくら売れたのか、まず自分でエクセルを開く。去年の同じ日と比べたい気もするが、そこまでは手が回らない。開いても、昨日の行がまだ入っていない。入れている人が、今日は休みだ。
席に座る前に、携帯を見る。昨日の売上、件数、単価。もう並んでいる。誰も集計していない。横に去年の同じ日。下に一行だけ、今日はここを見たほうがいい、と書いてある。
その人が休んだ日は、その日の数字が出ません。
写した先の計算式が合っているかは、写した人しか知りません。出したい数字が増えるほど、開く画面が増えます。店から本部へは売上の写真がチャットで届き、誰かがそれを表に写します。社長ご自身が集計している会社なら、消えているのは毎朝の時間と、去年の同じ日と比べる余裕のほうです。
数字を出すのはプログラムで、AIではありません。
元のデータは、いまお使いのレジや会計ソフトから読みます。同じ手順で読むので毎回同じ数字が出て、おかしければ元のデータまでたどれます。元のデータの形が変わったときは直しが要ります。読み方は2通りで、連携の口があるものは読みに行き、無いものは書き出したファイルを置く形で受けます。お使いのソフト名をいただけば、どちらかをお答えします。「今日はここを見たほうがいい」という一行のほうはAIが書いたもので、こちらは参考としてお使いください。
「毎朝これを出して」と作業員に言います。レジと会計から何を読むか、どう並べるか。決めながら、1本つくります。
できたものが、毎朝ひとりでに動きます。集計するのはプログラムで、ここに作業員は入っていません。同じ手順で動くので、毎回同じ数字が出ます。
「客単価も横に出して」と言えば、そこだけ直ります。表を作り直すのではありません。

中古ホビーの買取・販売チェーンです。日本と海外に店があり、在庫は数十万点あります。いまの仕組みは、ページをまたいで写すたびに20〜30秒待ちます。それが1日に100回あります。倉庫が1つと店が1つでも、店頭とECの数が別なら、同じ道具です。
中古なので、同じ商品でも状態が違えば別物です。だから1点に1つ番号を振ります。この振り方を先に決めないと、数年で入りきらなくなります。回線が切れた日でもレジが動くように、サーバは店側にも置きます。
決まったのはここまでで、建てるのはこれからです。動いている画面としてお見せできる段階ではありません。
「棚にはあるのに、サイトで売り切れになってますよ」と電話が来る。今日も、これか。。。画面を見ると、たしかに少ない。ただ、間違ってはいない。混ざった注文のほうは、伝票を分けて、倉庫ごとに納品書を出し直す。
あの電話が、来なくなる。少なくとも、仕組みのせいの分は。画面の数と、棚の数が合っている。混ざった注文は、倉庫ごとに分かれて出てくる。送り状を戻す欄はやっぱり一つで、数えるのも、あいかわらず現場の人だ。
3つの倉庫に5個・4個・3個あっても、モールに出るのは12個ではなく5個です。
受注管理の側が「いちばん多い倉庫の数」を送る決まりだからです。売り越しを防ぐための、正しい設計です。だから、どの製品にお乗り換えになっても消えません。
いま使っている受注管理や倉庫の仕組みは抜きません。
抜けば、毎年仕様が変わるモール連携をこちらで背負うことになります。あいだに1本、数を足してモールへ渡す道具を置くだけです。
送り状は、モールが1つの注文につき1つしか受け付けません。倉庫を1社増やすと、CSVの形も締め時間も違うので、変換して送る往復が1本増えます。いずれも各社の公式仕様・公式マニュアルに書かれていることです。不具合ではなく、そういう設計だという話です。
なお、現場で数える作業そのもの(棚卸のやり方)は作りません。作れるのは、数えた結果を1か所に集めて、売り場に出すまでです。
3拠点の数を足してモールへ渡す道具を、あいだに1本つくります。既製品は抜きません。
毎日ひとりでに動いて、数を合わせ続けます。混ざった注文は、倉庫ごとに分かれて出ます。
倉庫が1社増えたら、その形を足します。作り直しにはなりません。

この型を引き受けた実例は、まだお見せできる件がありません。代わりに、証拠を出します。
流通システム標準普及推進協議会の「流通BMSにおけるWeb-EDIガイドライン」第1.0版(2012年3月)は、ブラウザ型Web-EDIの正規の業務フローとして「表示・印刷 → 手書メモ → 再入力」を図に描いています。不具合ではなく、そう書かれています。
もうひとつ。受発注システムの会社が、人力の代行サービスを別の事業として売っています。受注データの入力、発注・出荷指示、商品データの登録代行。システムで消せると考えているなら、その事業は要りません。
動いているものが増えたら、ここに足します。
メールとFAXで来た発注書を、一件ずつ手で打つ。打ったあと、また一件ずつ目で確かめる。午前中いっぱい、これ。手が止まるのは品名のところで、「この『白Tシャツ』、どの品番ですか」と聞きに行く。
発注書の転記がない。メールもFAXも、もう入っている。手が空いたので「今日、やることないんですけど」と言いに行く。すみません、それ、いいことです、と返ってくる。午後は、判断の要る行と、品番の対応表の手入れに回る。
文字は読めます。品番と枚数は、読み取りの外です。
注文の入り方が、取引先ごとに違います。紙、FAX、メール、エクセル。様式もばらばらです。AIで読み取っても、「白Tシャツ」が自社のどの商品コードなのか、「1ケース」が何枚なのかは読めず、そこで人に戻ります。同じ数字を二度打つ「二重入力」は事務系会社員の56.6%が経験していて、原因の1位は「複数のシステムがあり連携されていない」23.7%です(オロ「働き方意識調査2026」、2026年5月)9。御社だけの話ではありません。
取引先に紙をやめていただく必要はありません。
先方の形はそのままで構いません。こちら側だけで受けられるようにします。相手を変えさせる提案は、たいてい進まないからです。
品番の対応表は御社の中の知識ですから、御社が持ち、御社が直せる場所に置きます。
請求書を発行するしくみや消費税の処理は作りません。法律が毎年変わるので、既製の会計ソフトのままです。
取引先ごとの様式と、品番の対応表を読んで、社内の一つの形にそろえる道具をつくります。
届いた注文が、社内の形で並びます。人が見るのは、判断が要る行だけになります。
新しい取引先が増えたら様式を足し、品番が増えたら対応表に足します。その表は、御社が直せる場所にあります。

有名人のサロン5店舗の案件で、毎月いちばん時間を取っていたのは、予約の受付と、売上の集計と、決済の照合でした。どれも5つのサービスのあいだに落ちていた作業です。
ただし、この1本はまだ出ていません。完成して動いている突き合わせの画面は、公開できる形がまだありません。既に公開している事例3件も、どれも途中です。
入金の明細を印刷して、請求書の控えを横に置く。紙を替えて、同じ数字を何度も見比べる。名義がカタカナだけの入金がひとつ残って、「これ、どちらのお客様のですか」と聞きに行く。一つひとつは良い道具なのに、あいだを歩いているのは私だ。
合わない行だけが、画面の上に残っている。見るのは、そこだけでいい。明細を刷るのは、やめた。翌朝も、その次の朝も、勝手に出ている。
突き合わせが三回あります。
注文書と納品書。納品書と請求書。請求と入金。一つひとつは良い道具ですが、互いに口をききません。支払う側にも同じ突き合わせがあります。仕入先の請求書と、こちらの発注書と納品書。どれも締め日の前後に集まるので、毎日ではなく月に数日、山になります。
会計ソフトは入れたままです。読み方は2通りあります。クラウド型は連携の仕組みで読みに行き、そうでないものは書き出したファイルを置く形で受けます。どちらになるかは、お使いのソフトを見てお答えします。御社側に毎日の作業が残る場合は、先にそう言います。
決済は「つなぐ」のであって「作る」のではないので、決済手数料は1円も下がりません。下がるのは、毎月の突き合わせに消えている手間のほうです。
読んで答えるだけのAI(社内の資料を読み込んで質問に答えるタイプのサービス)との違いはここです。「先月の未入金の一覧が欲しい」と言っても、資料に書いていなければ答えられません。データを読みに行く画面があれば、出ます。
いまは、未入金の方にご連絡する。それだけのことに、会計ソフトで名前を調べ、顧客管理で連絡先を探し、予約の画面で次回を確かめ、チャットで送る。
会計ソフトのデータを読みに行って突き合わせる画面と、未入金の一覧、督促の一覧をつくります。
翌朝から毎日、合わない行だけが残ります。作ったら終わり、ではありません。
「この名義は、あのお客様」と一度作業員(AI)に言えば、対応がプログラムに書き足され、次からはひとりでに拾います。毎回AIが判断するのではありません。覚え直させる作業が消えます。

当社自身のゴルフ2施設・サウナ4施設では、電話とスプレッドシートで受けていた予約を、自分たちで作った予約管理に置き換えました。予約数は8倍になり、そこから3か月で施設が黒字化しました。2024年9月からの1年間と、2025年9月からの1年間の比較で、うちで数えた数字です。電話と表計算から予約管理に替えるだけなら、既製の予約サービスでもできます。違いは、業態の違う施設をまたいで、同じ方を一人と数えられることです。
有名人のサロン5店舗では、予約とカルテと決済と集計と動画が5つのサービスに分かれていたので、予約と顧客カルテと売上を同じサーバの上に置く1本を作っています。
サロンの1本は、8月に開発し、9月に試して、12月に5店舗へ出す予定です。2026年9月時点で、まだ出ていません。
電話で「先月そちらに伺ったんですけど」と言われる。うちの記録にはない。別の店のほうだ。画面を切り替えても、そこは別の会社の道具で、こちらからは見えない。「すみません、もう一度お名前から伺ってよろしいですか」。
同じ電話。名前を入れると、いつ来て、前回何をしたかが一本で並ぶ。別の店に来られた日も、同じ列にいる。「先月は、あちらで」と、こちらから言える。
同じ方が2つの店に来ていても、一人と数えられません。
予約はここ、顧客の記録はここ、決済はここ、集計は表計算。別々の会社の道具なので、あいだは人がつなぎます。1店舗ごとの料金で、店をまたぐようには作られていないからです。業態が違えば、システムごと別になります。
予約と顧客の記録と売上を、同じサーバの上で一本にします。
決済は「つなぐ」のであって「作る」のではないので、決済手数料は1円も下がりません。
カルテは施術の記録で、個人情報です。体調に関わる記述が混ざれば要配慮個人情報として扱いが変わるので、何のために使うかを先に決めて書いておきます。
会費の継続課金は当社では作らず、外の決済会社の仕組みにつなぎます。シフト表(誰がいつ入る予定か)は作れますが、勤怠(打刻と労働時間の集計)は作りません。
予約と顧客の記録と売上を、人の軸で一本にまとめる道具をつくります。
名前を入れれば、いつ来て前回何をしたかが並びます。店をまたいでも、一人です。
「この項目も見たい」と言えば足ります。業態を増やしたときも、同じ列に足します。

日本のイラストレーターのステッカーを売るECで、作業員(AI)をストア(ネットショップの管理側)につなぎ、商品810件の説明と英語のSEO、構造化データ、OG画像を作り直しました。修正は全部で891件、4時間で、エラーは0件です。商品説明は平均60字から約2,000字になりました。数字は当社の「Phase 1 完了報告」に記録したものです。もうひとつ、当社が運営に関わっているグッズECでは、集客記事を毎日1本、自動で作って自動で公開しています。記事1本あたり約26円です。うちで数えた数字です。
891件のほうは既製のECの上での作業で、御社のサーバの上のサイトとは置き場所が違います。同じことがそのまま起きる、という話ではありません。
サイトの更新をお願いするメールを書く。何往復かして、5万円。「軽微な修正でも一度お見積もりになります」と返ってくる。細かい直しのほうは、そのうち言わなくなった。
飯を食いながら自社のサイトを見ると、今日の記事が1本上がっている。誰も書いていない。去年の今ごろは、更新をお願いするだけでメールを何往復もして、5万円払っていた。あれは何だったんだろう。
更新費5万円。細かい直しは、後回しになります。
やりとりが数ラリーして、見積もりが出て、数日待ちます。そのうえ、サイトと業務のデータは別の場所にあるので、数字を見る場所と、直す場所が違います。金額と往復の話になるので、細かい直しは後回しになります。
作れてしまうことと、出していいことは違います。
公開の前に、当社が動きの確認と安全の確認をします。確認するのは記事1本1本ではなく、記事を作る道具のほうで、試す場所で動かして結果を見てから本番に出します。記事を下書きで止めて、人が目を通してから出す形にもできます。出す前に誰が見るかを、先に決めます。誰がいつ何を変えたかが、一件ずつ残ります。
練習用と本物は分けてあり、本物に出すのは決まった手順を通します。
なお、最初に作る1本は、サイトの改修以外から選びます。サイト以外から始めたほうが、自分たちで作れることの便利さを早く実感していただけるからです。
サイトを業務のデータと同じサーバに置き、直す道具も同じ場所に置きます。
記事の生成や更新が、決めた時刻にひとりでに動きます。誰も書いていません。
直したいところを言えば、たいていその日のうちに直ります。障害対応の時間のお約束とは、別の話です。出す前に、当社が動きと安全を確認します。

千人ほどが集まるオンラインコミュニティでは、名簿が主宰者個人のアカウントに紐づいていて、人が抜けるときに名簿も一緒に出ていきました。実際に起きたことです。
ログインの土台は、導入のときに一度置いたら、2本目からは作り直しません。御社の作業員(AI)が作るものは、その土台につなぐだけです。有名人のサロン5店舗の案件では、当社側にすでにあった認証の土台をそのまま使えることを理由に、お見積もりの段階で、該当する項目の8割を控除しました。中古ホビーの案件では、権限を人ではなく役割に紐づけて、店舗と本部で見える範囲を変えています。
コミュニティの1本は、いま作っている最中です。
入社の初日。使っているサービスの数だけ、アカウントを作る。この人にはどこまで見せるんだったかな。。。「これ、全部覚えるんですか」と言われる。先月辞めた人の分は、まだ一つ残っている。
同じ初日の朝。1か所に名前を足して、役割を選ぶ。あとは、作ったシステムにはいつも使っているアカウントでそのまま入れるので、渡す紙がない。届出の書類のほうは、これまでどおり手で出す。
消し忘れが残ります。
人が入ったら、サービスの数だけアカウントを作ります。辞めたら、その数だけ止めます。誰が何を見られるかはシステムごとにバラバラで、パスワードは、システムの数だけ増えます。退職者や異動者のアカウントを「適切に管理できていない」と答えた担当者は、ある調査では63.9%です(SmartHR調査、2025年6月)10。
作ったシステムは、1か所足せば全部で使え、1か所止めれば全部止まります。
導入のときに、ログインを1つに束ねます。OpenID Connect(OIDC)という世界共通の決まりごとです。いまお使いのGoogleやMicrosoftのアカウントで入れるので、新しいIDとパスワードは増えません。いまお使いの既製のサービス(レジ・会計ソフト・モールなど)のアカウントは、これまでどおり各社の画面で開け閉めします。減るのは、これから御社の環境の上に作るものの分です。
手順書は5本お渡しします。初回ログイン、再ログイン、入社時の追加、退職時の削除、解約時の引き渡しの5本です。追加と削除は御社ご自身でできます。使う方が増えても、当社の月額(インフラ保守)は上がりません。4人目からはログインを1つ追加するごとに設定費50,000円(初回のみ)がかかりますが、月額の加算はありません。設定費が何に対する費用かは、お見積もりと契約書に書きます。AIのご利用料は別で、御社がAnthropicに直接お支払いになり、人数分増えます(目安は1人あたり月20ドルから。2026年8月時点)。据え置きなのは当社の月額だけで、御社のお支払いの合計ではありません。
作るのはシステムへの出入りの開け閉めだけで、人事の届出(社会保険や年末調整)や勤怠には触りません。
名簿や記録が個人のアカウントに紐づいていると、人が抜けるとき、名簿も一緒に出ていきます。
導入のときに認証の土台を置いて、ログインを1つに束ねます。これが最初の一手です。
作ったシステムは、1か所足せば全部で使え、1か所止めれば全部止まります(サーバとAIのアカウントは、手順書に沿って別に消します)。誰が何を見られるかは、1つの表で見えます。
これから作るものは、つなぐだけです。ログイン画面を、二度と作りません。
どれも、当社が「最初の1本」として作れる大きさに収めてあります。1本目は当社が作ります(別見積)。2本目からは、この大きさのものを御社が作業員(AI)に言って作っていくことを想定しています。すでに動いている実績ではなく、作れる形の例です。動いているものは実績と事例にあります。
見積書を置くと、社内の雛形に沿った契約書の下書きが出ます。金額・期間・条件は見積から写し、変えた箇所には印を付けます。最後に人が確認して、押印へ。
freeeの会計データをAPIで毎月取り込み、部門別・店舗別の試算表を「朝の数字」に並べます。前年同月と予算との差も、同じ画面に出ます。
試算表と受注の記録から、数字の根拠つきで事業計画書の下書きを作ります。金融機関や補助金の様式に合わせて、章立てを組み替えます。
公募要領を書庫に入れておくと、御社の条件で対象になるかを一覧にし、申請書の下書きまで作ります。提出前の確認は人が行います。
契約書のPDFを台帳にまとめ、更新・解約の期限を30日前にチャットへ知らせます。誰も覚えていなくても、止まりません。
企画書を置くと、前提と数字の根拠、抜けている論点を一覧にして返します。賛成する役ではなく、穴を出す役です。
公的統計・業界団体・競合サイトから、出典つきで集めて一枚にまとめます。毎月同じ手順で更新するので、去年との比較が残ります。
競合の価格や新商品を毎朝記録し、変わった日だけ知らせます。人が毎日見に行く作業が、記録に変わります。
アンケート・口コミ・問い合わせを分類して、月ごとの傾向にまとめます。返信の下書きも作りますが、送るのは人です。
受注の取り込み、在庫の同期、出荷連絡、レビュー依頼まで。楽天・Amazon・Shopify と受注管理ソフトのあいだを、1つの画面にします。
配信リストを御社のサーバに置き(listmonk などのOSS)、開封と反応を記録します。Google広告・Meta広告の成果は、毎朝1枚に集めます。
Googleビジネスプロフィールの投稿・写真・口コミ返信の下書きを店舗ごとに用意し、順位と口コミ数の推移を記録します。
検索順位・流入・表示回数(Search Console)を毎週記録し、伸びた記事と落ちた記事を一覧にします。記事の下書きは、記憶(社内のメモ)を材料に。
GoogleのAIによる概要や ChatGPT の回答に引用されやすい形に、会社情報・FAQ・構造化データを整えます。効果は検索順位と同じで約束できません。記録して確かめます。
新商品やイベントの案内を、媒体ごとの長さと形に合わせて下書きし、予約投稿します。写真の選び直しも同じ画面でできます。
売上・在庫・予約・広告を1つの画面に。共用設備の「朝の数字」(Metabase)そのものです。数字の出どころまでたどれます。
宿泊なら、予約管理・PMS・決済・清掃の連絡など、いま使っているアプリを1つのハブに束ね、空室と料金の更新を一か所からにします。ハブが基幹になります。
研修や説明の動画を文字起こしして、書庫に入れます。新人の「これ、どうやるんでしたっけ」に、書庫が答えます。
サイト・メニュー・案内文を英語・中国語・韓国語に。用語集を記憶に置いて訳語をそろえるので、ページごとに言い方が変わりません。
応募者の一覧、面接の日程調整、面接メモを一か所に。個人情報なので、見られる人を役割で限ります。
先に、お断りしておきます
会社ごとに違うからです。同じ作業でも、人数と、いま使っている道具の数で変わります。ここに「何時間が何時間になる」と書けば、それは他社の数字か、こちらの見込みです。どちらも御社の数字ではありません。
だから、上に書いたのは作業の形だけです。実際に何時間かかっているかは、導入のときに一緒に測って、手作業の一覧表としてお渡しします。売り文句ではなく、納品物のひとつです。
全部いっぺんには要りません。一つ選んで、そこだけを1本にします。選ぶ目安は三つです。
止まるものから先に手をつけます。最初の1本は、決めるところから作るところまで当社が引き受けます(受託開発として別にお見積もりします。考え方は仕組みの「最初の1本」に書きました)。2本目からは一緒に決めて、御社が作ります。
それでも決められなければ、指が止まったところで開いている画面と、手元の紙を、そのまま持ってきてください。どこに手間がかかっているかを、一緒に見るところから始めます。
| 重い作業 | その会社は |
|---|---|
| 02 在庫の数を合わせるが一番重い | 複数の倉庫から出しているEC |
| 05 お客様の記録をまとめると07 アカウントを開ける、止めるが重なっている | 各種サービスに月10万円級を払っている店舗・施設(飲食、物販、インドアゴルフ、サウナ) |
| 03 注文を、社内の形にそろえるが重い | 紙とFAXで受発注をしている代理店・ブランド運営会社 |
01(毎朝の数字)と04(請求と入金)は、どの会社にもある作業なので、業種の表には載せていません。
まずは、いま一番手間のかかっている紙を数枚お持ちください。どこに何時間かかっているかを、一緒に見るところから始めます。初回のお打ち合わせと洗い出しは、無償です。
メールには、会社名と、いま一番手間な作業を一行だけ。それで結構です。
株式会社田中大介 代表取締役 伊丹谷 大介
mail@tanakadaisuke.com